「奇跡のリンゴ」の木村さんは理屈じゃ語れない、らしい
皆さま、大変ごぶさたしております、つくつくです。
突然ですが、農業に関わりがある方なら、一度はこの人の名前を耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
無農薬栽培の「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則さん。
わたしも新規就農研修の研修が始まる前、図書館で本を借りて読みました。
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(はじけんばかりの木村さんの笑顔が素敵なこの本です)
で!包み隠さず、読後の感想を言ってしまえば、「んーーーーん…無農薬でりんご作ろうって発想、そもそも無理あるくない?」というものでした。
今わたしたちが食べているりんごは、もともとアメリカから渡ってきたもので、さらにたどれば中央アジアのコーカサス地方原産の果実だとされています。
農薬散布ありきで品種改良されてきたりんごを、無農薬で栽培するのってナンセンスなのでは…と、どうしても思ってしまうわけです。(環境への負荷がどうこうという議論は別として、です。わたしも心情的には無農薬を支持したいです)
で、その木村さんに会ったことがある人と最近お話する機会がありまして、わたしの見解を伝えてみました。すると、返ってきた答えはこうです。
「そうそう、その通り!でも、そういう一般論は通用しないんですよ、あの人には」
いつもにこやかに笑っていて、お酒の場で話し始めたらもう止まらない、というイメージ通りの人らしいです、木村さんは。
で、会えばわかる、と。理屈抜きで「この人は本物だ」ということが。
そう話してくれたお相手が、信頼に足る人物なので、なんとも説得力のある言葉でした。もしかして、りんごが奇跡的な産物なんじゃなくて、木村さんが奇跡的な存在なんでしょうか。
皆さん、どう思いますかね。青森県やその近辺の方々は、どのような意見お持ちなのか、聞いてみたいものです。
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ごぶさたしております。きょうはうれしいご報告です。
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【コロナ×地震】もし今、首都圏で避難が必要になったら?【想定外じゃ済まされない】
きょう未明、茨城県南部を震源とするマグニチュード5.1の地震がありました。
けさの報道を見ている限り、さほど大きな被害はなかったようです。一安心です。
昨夜は夫婦共に夜更かしをしていて、Twitterで地震について知り、すぐさまテレビを付けて被害状況を確認しました。(ちなみに、うちは揺れとは無縁の地域です)
そこで、妻がぽつり。
「いま大地震が起きて避難が必要になったら、どうなるんだろうね」
新型コロナウイルスが蔓延する最中、避難が必要なお年寄りが避難所に押し寄せるのは、リスクが高すぎます。
実際のところ、今回もまた「想定外の出来事」じゃ済まされませんよね。
- コロナの蔓延は大都市から
- 最悪の事態が起きないことを願うばかり
- 今こそ働き方を見直すべきでしょう
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【コロナ禍に思う】やっぱり行きつくところは自給自足かも
世間は新型コロナウイルスに翻弄されていますね。
自宅と研修先の農家さんのところを行き来しているわたしたち夫婦には、さほど大きな影響はないんですが。
東京をはじめ各地で感染拡大に歯止めがかからない状況を見ていると、先の見えないトンネルの中にいるようですね。
一体いつになったら、日常が戻ってくるんでしょうか。
- 生活必需品の争奪戦
- 暮らしを脅かすコロナ
- 「おいしい」瞬間の尊さ
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会社勤めをやめたら車の運転がのんびりに【人ってかくも変わるもんか】
最近、車を運転していて、あることに気が付きました。
ちょっと気を抜くと、制限時速に達していない!
どうりでよく煽られるわけだ。とくに朝の通勤時間帯に。
以前はビュンビュン系でした
会社勤めをしていたときには、ビュンビュン飛ばしていたんですがね。
勤めていたときは、スピード違反で定期的につかまっていました。(あまり、大きな声じゃ言えませんが)
のろのろ運転の軽トラの後ろについたときには、カリカリしていたな~
まさか、のろのろ運転する側に回ることになろうとは。(まだ軽トラ持っていませんが。カリカリさせる側に回るのは、時間の問題でしょう)
ふと考えてみると…
「なんで、こんなに変わったんだろう」
昨夜、制限時速ギリギリの遅さで車を走らせながら、考えました。
それで思い至った結論がこちら。
会社に勤めていた頃は、ビュンビン飛ばして車運転してたのに、今はギリギリ制限時速に届かないくらい(って、ダメか。極力先に行かせますけどね)
— つくつく@農業でセミリタイア (@syoboinougyou) March 19, 2020
急ぐ必要がないからなんだよなー、きっと。
人って、かくも変わるもんかと思う。
ようするに、「急ぐ必要がない」わけだ。
時間にとらわれない感覚を大切に
朝、多少遅刻しても、仕事に大きな影響が出るわけでもないし。(研修先の先生のやさしさに甘えまくってますが)
そもそも、「きょうはここからここまでやるぞ」というものでもない。
みんなで淡々と、でも地道に、一つ一つの工程を進めていく。
4月からは前職の経験を生かして、フリーの仕事を始めるつもりですが、時間にとらわれずに物事に打ち込む感覚を大切にしたいと思います。
新規就農研修中の初めての確定申告はこうやる【実践編】:脱サラして研修中のあなたへ
わたしのように農業次世代人材投資資金(準備型)の補助金を受けて、農業研修を受けている場合、就農前であっても確定申告をしなければなりません。
農水省のホームページには、「資金を受給された方は、原則として全員自らが資金を受給した年の所得税及び復興特別所得税について確定申告を行うことが必要です」とあります。
このことについては、前回の記事で触れました。まだお読みでない方は、以下のリンクからどうぞ。
《関連記事》
会社勤めの頃は、年末調整さえも、ろくに理解していなかったわたし。一体、「確定申告」って、何すればいいの?と、戦々恐々としていました。
わたしのように、1年のうちに会社を辞めて農業研修を始めた場合、サラリーマン時代の給与と農業研修の補助金の両方を「収入」として申告する必要があります。
準備編で取り上げた、無料のクラウド会計サービス「やよいの白色申告オンライン」を利用したら、本当に簡単にできちゃいました。
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わたしと同じ境遇の方は、ぜひご参考にしてください。
- 「やよいの白色申告オンライン」を利用
- まずは「かんたん取引入力」
- 手順①:支出(=経費)を入力
- 手順②:収入(=補助金)を入力
- 確定申告の提出書類作成
- 給与所得について
- 所得控除について
- お読みいただきありがとうございました😊
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