農業でセミリタイア

平成生まれの夫婦がしょぼい農業で生きていく

【農業でセミリタイア】しょぼい農業のススメ:30歳にして脱サラ

恥ずかしながら、わたくし。ブログを始めるまでセミリタイアという言葉を知りませんでした

 

ブロガーの方の中には、セミリタイアをメインテーマに据えている方が結構いまして。ほら、わたしが参加するブログランキングの同じ部門にも、「セミリタイア」の文字が!

 

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たいていの人は知っているかもしれませんが、セミリタイアとはつまり、本業である会社を定年退職より前にやめて、細々と副業を続けながら暮らしていくことを指します。

 

それで読んでいて思ったのですが…

 

ん?これ、もうやってるじゃん!

 

わたしたち。期せずして、すでにセミリタイアしてしまったんじゃないか…と。

 

そして、セミリタイアを目指す人たちに、こういう方法もありじゃないですかと、プレゼンするつもりで書いていこうと思います。それでは、始まり~

 

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しょぼい農業≒セミリタイアという気づき

 

わたしの場合、本職をすでにやめてしまっているので、とりあえずセミリタイアしてしまった状態に限りなく近いような気がします。

 

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 一見無謀に思えますが、「しょぼい農業」なら、なんとかなるんじゃないかと。

 

実際、田舎に行くと高齢の農家さんが面倒を見られなくなった遊休農地がいっぱいあります。なんなら、家庭菜園用の土地が付いてくる借家だってあります。

 

それで、好きな作物を作ってみて、食べきれないものは売る。

 

これが「しょぼい農業で生きていく」基本の考え方です。

(詳細は以下の記事をご参照ください)

 

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うちはまだ、研修期間中なので「しょぼい農業」の準備段階です。

 

けれど、研修先のスーパー優しい農家さん👼に米や野菜のおすそ分けをいただいているので、それだけでかなり助かっています。

 

今はサラリーマン時代の所得で算出される、住民税や社会保険料が重くのしかかっていますが、生活費だけでいえば相当安くなりました。

 

農業未経験でも大丈夫!わたしもそうですから

 

農業を始めるなんて大それたことを…と多くの人は思うでしょう。わたしだって、そうでした。

 

うちは父親がサラリーマンで、母親は専業主婦でした。実家ではキュウリやトマトを作ってたくらいです。農業は完全なる未経験者です。

 

けれど、新規就農っておそろしいくらい恵まれているんですよね。

 

まず、資金面の支援が尋常じゃありません

 

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支給のハードルが上がったとはいえ、綿密な就農計画があれば大丈夫です!セミリタイアへの確かな熱意さえあれば、きっと乗り越えられるでしょう。

 

そして、技術面では研修制度が充実しています。わたしがベテランの果樹農家さんのところに弟子入りしているのも、県の支援制度によるものです。

 

じっくり時間をかけて実地で指導を受けられます。わたしはその間に農地を探して、就農に必要なもろもろの準備を整えようと思っています。

 

さらに、個人事業主としては必須となる簿記の講座も用意されています。農家は自分で確定申告する必要があります。そのためのノウハウまでも、ご丁寧に教えてもらえちゃうというわけです!

 

やる気さえあれば、挑戦できる環境が整っています

 

万能ではないけれど、1つの選択肢として

 

ただし、万能な選択肢というわけではありません。「土いじりなんて大っ嫌い!」「都会の刺激がないと死ぬ!」という人には向いてないでしょう。

 

でもね。「農業嫌いじゃないかも」「アウトドアが趣味です」みたいな人なら、ぜひ選択肢に入れてみてはどうかと思います

 

実際、わたしも「農業したくてたまらん!」というわけではありません。むしろ一見して、農家には不向きそうな人間です。「体動かした方が健康的だし、自分の時間も増えそうじゃん」くらいなもんです。

 

人がたくさんいる空間が苦手な一方、黙々と単純作業をこなすことはまったく苦にならないという妻は、めちゃくちゃ楽しそうにやっています。

 

うちの場合、夫婦2人でセットにして考えたとき、農家が有力な選択肢になりました。

 

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実際わたしは、日中は農作業やって、夜はブログ書く日々を過ごしています。なんせ、農作業は明るい時間帯が中心なので、自由な時間は結構あります。

 

ライターやデザイナー、プログラミングといった手に職があれば、夕方以降や雨の日に副業をこなすこともできますし、収入がさらに安定すると思います。

 

人生のかじ取り役になる覚悟を持つということ

 

農業だって、土地や機械、種や苗…等々に投資をして、元手以上の利益を生み出すという立派な事業です。

 

ですから、わたしも自分の責任で生計を立てていくんだという覚悟は持っています

 

ようするに、自営業者として生きるということは、自分の人生を経営していくことなんだと思うんです。

 

セミリタイアをして副業で稼ぎながら生きていく場合も同じことでしょう。

 

新規就農についてわたしが知る限りでも、受け入れ農家さんのあまりにひどい対応によって、人生を懸けた就農計画を一から見直すことになった方もいます。

 

先の読めない難しい時代です。わたしも出足こそ順調でしたが、この先すべてが順風満帆にいくとは思っていません。

 

余生暮らしも楽じゃないってことですね。けれど、かじ取りを誰かに任せてしまうよりはストレスがたまりません

 

しょぼい農業の行方に、今後もご期待ください!

 

お読みいただき、ありがとうございました😊

 

少しでも関心があれば、まずはこちらの本を読んでみることをおすすめします。

 
以下の記事で、本の内容について、詳しくご紹介しています。  

それでは、つくつくでした。

 

 

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