農業でセミリタイア

平成生まれの夫婦がしょぼい農業で生きていく

【半農半Xという生き方】農的暮らしに自分らしさを加えて:広がる"X"の選択肢

「しょぼい農業で生きていく」をブログの主題(というか人生の主題)に掲げていますが、本当に生きていけるんでしょうか。

 

肝心かなめのそこのところを、きょうは掘り下げてみようと思います。

 

まず第一に、ベースにあるのは、「しょぼい起業」という考え方です。

 

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「2019年に出会えて良かった本」ランキングで、堂々の第1位!に輝きました(わたしの個人的なランキングです😏)。

 

まず、これで、起業=就農のハードルがぐっと下がります。そして、もう1つ。わたしがよりどころにしているのが「半農半X」という生き方です。

 

初めて聞いたという方もいらっしゃると思います。今回は、この「半農半X」という言葉が意味するところを解説していこうかと思います。

 

 

 

「半農半X」という生き方

 

「半農半X」とは、自分たちが食べていくだけの小さな農業と、自分の好きなこと・やりたいこと(=X)を両立させる生き方のことです。
 
1990年代に塩見直紀さんが提唱し、広めている考え方です。
 
半農半Xの根底には、人それぞれ与えられた天の才(個性や能力、特技)を生かして社会に貢献する―という考えがあります。
 
塩見さんの著書を読んでいると、そうした思いの強さが伝わってきます。
 
でも、わたしが言う「半農半X」はもっとシンプルなもので。「農業と好きな仕事を組み合わせて生きていく」という意味で使っています。
 
農業は、仕事であり、生活そのものでもあります。そこに自分らしさを加えることで、もっと魅力的な毎日になると思うんです。 
 

研修期間を半Xの準備期間に

 

わたしは今、2年間の農業研修の最中です。ベテラン果樹農家さんの所で栽培技術を教わりながら、経営計画を練っています。

 

幸い、新規就農は研修制度が充実しており、その間の生活も保障されています。

 

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わたしはこの研修期間を、農業の知識や技能を習得すると同時に、半Xの準備期間でもあると捉えています。

 

クラウドソーシングサービスに登録して副業の可能性を探りつつ、新規就農のノウハウをまとめた当ブログも一つの収入源にしようと考えています。

 

農業以外に安定した収入源を持つことができれば、農業がしょぼくたって生きていけます。

 

逆に、しょぼいながらも農業でなんとか暮らせる収入があるとして、そこにわずかでも副業収入が加われば、生活にうるおいをもたらしてくれるでしょう。

 

さまざまな技能や経験を持つ新規就農者には、半農半Xという生き方がおすすめです。

 

 

広がるXの選択肢

 
新規就農者が農業だけで収入を安定させるのは、簡単ではありません。
 
わたしのように他の仕事を経験してから農業の道に進む場合、自分の得意とすることで収入を得られないかを試みるのは大切なことだと思います。
 
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農業は、一年の中で忙しい時期とそうでない時期に差があります。古くは、春~秋は百姓をして、冬は出稼ぎをするというスタイルもあったと聞きます。
 
今は、気軽に副業収入を得られる仕組みが充実しています。「半農半X」という生き方も、それほど非現実的な選択肢じゃないはずです。
 

「ランサーズ」:クラウドソーシングの定番

 

フリーランサー御用達の「ランサーズ」は、やはり頼りになります。

 

わたしも登録していて、自分の得意分野の記事執筆の仕事依頼が出ていないか、定期的に確認しています。

 

もちろんライターだけでなく、さまざまな職種のフリーランスの方が登録しています。

 

システム開発・運用、Web制作・デザイン、デザイン制作、ライティング・ネーミング、タスク・作業、翻訳・通訳サービス、営業・マーケティング・企画・広報等。

 

専門技術がなくても、文字起こしやアンケート回答といった「タスク・作業」なら、小遣い稼ぎに気軽に取り組めますよ。

 

ご登録がまだなら、ぜひこの機会に無料登録しておきましょう。

 

クラウドソーシング「ランサーズ」
クラウドソーシング「ランサーズ」

 

「ココナラ」:得意を売り買い!でおなじみ

 

TVやCMでおなじみの「ココナラ」は、自分の得意とすることやサービスを出品できるオンラインマーケットです。

 

たとえば、似顔絵やイラストが得意な人がSNSや名刺用の絵を描いたり、プログラミングの技術がある人がホームページの作成代行を請け負ったりしています。

 

動画編集や占い、メイク・コーディネートのアドバイス、筋トレ・ダイエットのメニューを組むサービスなども人気があり、自宅にいながらにして副業ができちゃいます。

 

 

こちらもサービスの種類が豊富で、工夫次第ではどんな技能や知識でも出品できちゃいそうです。

 

もちろん、利用は無料です! まずは登録してみて、どんなサービスが出品されているのか、のぞいてみてください。

 

得意を生かして好きな時間に副業できる【ココナラ】

 

 

「Uber Eats」:空いた時間を配達の仕事に

 

海外発のフードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の配達パートナーをする仕事です。

 

朝だけ、夜だけ、土日のみなど、好きな時間に働くことができます。自転車、原付バイク、軽貨物車両で登録できます。

 

特別なスキルは必要なく、農業に使う車両をそのまま使えるところがいいですね。

 

Uber Eats 配達パートナープログラム
【a】Uber Eats 宅配ドライバープログラム

お読みいただき、ありがとうございました😊

 

「半農半X」を提唱している塩見直紀さんの著書はこちらです。

 

 

もっと知りたいと思った方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

 

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