農業でセミリタイア

平成生まれの夫婦がしょぼい農業で生きていく

【新規就農Q&A】脱サラだと年金や健康保険はどうなるの?:お得な選択を教えます【前編】

脱サラして農業を始めるにあたり、大きく変わることといえば、年金と健康保険です。
 
会社員時代には、いずれの保険料も月々の給料から天引きされていました。それが脱サラをすると、自分自身で手続きをする必要があります。
 
ずっと会社勤めをしていると、こういうことには疎かったりしますよね。実際、わたしもそうでした。(疎いどころか、まったくの無知でした)
 
現在、年金は「国民年金」に加入し、健康保険は前の職場で入っていた会社の保険を「任意継続」しています。
 
今回は、「年金とか健康保険とか、さっぱり分からない!基本の『き』から教えてほしい」という人に向けて解説していきます。
 
保険料が節約できるポイントもお伝えしますので、ぜひとも最後までお付き合いください。

 

  • 年金は「国民年金」に
    • 手続きは市町村の窓口で
    • 退職後14日以内に加入
  • 「クレジットカード」×「2年前納」でお得に!
    • どのくらいの節約になるの?
    • クレジットカード納付の方法は
    • 前納分は返ってこないので要注意
  • お読みいただき、ありがとうございました😊 

 

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【妻の観察日記】「ちょっと川見に行ってくる」:正月早々ダウンするお決まりのパターン

ちょっと川が増水してないか見てくる

 

正月とは思えないポカポカ陽気の昼下がり。ちっとも雨なんて降っていないのに、妻が意味不明な理由を口にして出かけていきました。

 

上下とも防風防寒の完全防備で、大きなリュックサックを背負い、「カワセミ~~~の、カワちゃん♪」と口ずさみながら。

 

休み明けにダウンするお決まりのパターン

 

大晦日から1月2日まで予定が目白押しで、ようやく一息ついているきょう。「新年早々、風邪ひいたかもしれない」と起きてきた妻。

 

きょうは安静にしているように言ったんですが、うちのすぐ近くにカワセミが見られる場所を見つけたらしく…我慢できずに出かけていきました。

 

ちなみに、カワセミとは、こういう鳥です。

 

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ちまたでは、「空飛ぶ宝石」と言われているようです。確かにうっとりするような美しい色彩をしています。

 

警戒心が強いらしく、わたしは近くで見たことはありません。

 

にしても、出ていったきり、全然帰ってきません😐

 

たぶん、これで一気に風邪が悪化して、新年早々やっちまういつものパターンです。

 

それでは、読者の皆さま、2020年もよろしくお願いいたします。

 

 

【ボブ・ディランが語る】50人の観客を相手にする難しさ【ノーベル賞スピーチより】

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2019年も残すところ、あと1日となりました。今年は、わたしにとって忘れられない年になりました。

 

新卒以来勤めた会社を退職し、10月からは夫婦で農業研修を受けています。1年前の大晦日には考えもしていなかったことです。

 

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ブログを立ち上げて、早4か月

 

研修が始まるのを前に、9月1日にこちらのブログを立ち上げました。

 

きょうまでに、予想をはるかに上回るアクセスがありました。読者の皆さまには、心から感謝しています。

 

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きょうまでの4か月間で、たくさんの記事を書きました。これで82本目になります。その中で、このブログが目指すべき方向性が定まりました。

 

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こちらの記事でお伝えした通り、「新規就農者なら誰もが読んだことがある」。いつか、そんなブログに育ってほしいと願っています。

 

さらには、「しょぼい農業で生きていく」という一つの道を示すことが、誰かの背中の重荷を少しでも軽くできたらいいなと、思っています。

 

ボブ・ディランが語る難しさ

 

先日、わたしが尊敬している人から、文章を書く際の心構えを聞きました。

 

それは、2016年にノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランのスピーチに関する話です。 以下、受賞スピーチの一節を引用します。

 

でも、一つだけ言わなければならないことがあります。パフォーマーとして、私は50000人の前でも、50人の前でも演奏してきました。でも、50人の前で演奏するほうが難しいのです。50000人の人々は一つのペルソナとなります。50人はそうはいきません。それそれの人が個人であり、別々のアイデンティティを持ち、自分自身の世界を持っています。彼らはよりクリアに知覚することができます。自身の正直さや、それがどう才能と結びついているかを試されているのです。ノーベル委員会が非常に少数だというのは私にはよく分かります。

 

引用元:ボブ・ディラン、ノーベル賞授賞式で発表したスピーチの全文訳を公開 | NME Japan

 

「5万人の前で演奏するよりも、50人の前で演奏する方が難しい」

 

これは、文章を書く際も同じだと言うのです。だから、「みんな」に問いかけるではなくて、「あなた」に届く言葉をつづるのだそう

 

わたしも、ブログの方向性が決まってから、ずいぶんと記事を書きやすくなりました。それは、読み手の存在が前より想像しやすくなったからなんだと思います。

 

2020年も、「しょぼい農業で生きていく」をよろしくお願いします。

 

つくつくでした。

 

 

【新規就農Q&A】生計が立つまでの年数は?:わりと衝撃的な調査結果をお伝えします

きのう、こんな記事を書きました。

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友人に「農業って、どのくらい稼げるの?」とよく聞かれるんですが、「農業=自営業者なので、稼ぎはピンキリですよ。あなた次第です」という内容を書きました。

 

すると、読者の方から貴重なご意見をいただきました。

 

納得しました。ただ、実際問題として、〇〇万以上稼ぐ農家は全体の何割いて、〇〇万以上稼ぐ農家は全体の何割いるみたいな年収分布の実態は知りたくなりますね。

 

おっしゃる通りです!独りよがりで記事を書いていると、結論ありきになってしまっていけませんね😌

 

わたしも気になったので、早速調べてみました。

 

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今回は、こちらの質問に回答しながら、新規就農して生計が成り立つまでにどのくらいの年月がかかるのかについて、お伝えしようと思います。

 

  • 全国新規就農相談センターの調査結果
  • 「生計が成り立っている」は24・5%
  • 生計が成り立つまでの年数は?
  • 新規就農者の所得分布を見てみましょう
  • 所得が低いのに、生計が成り立つ不思議
  • お読みいただき、ありがとうございました😊

 

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【新規就農Q&A】農業って、どのくらい稼げるの?:まずはこの考え方から抜け出しましょう

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「農業って、どのくらい稼げるの?」

 

わたしの新規就農に興味を持ってくれる友人たちによくこう聞かれます。

 

けれど、この質問ってあんまり意味がないんですよね。なぜなら、自営業の場合、稼ぎに天井はないですから。

 

答えは「いくらでも」。こうなっちゃいます。

 

わたしも会社員でしたので、同じ疑問を抱きました。けれど、実際に新規就農を目指すなら、まずはこの考え方から抜け出す必要があります。

 

  • サラリーマンにとっての「稼ぎ」
  • 自営業は稼ぎをコントロールできる
  • 稼ぐだけなら会社勤めの方が楽
  • 最低限いくら稼ぐ必要があるかを考えよう
  • お読みいただき、ありがとうございました😊

 

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【半農半Xという生き方】農的暮らしに自分らしさを加えて:広がる"X"の選択肢

「しょぼい農業で生きていく」をブログの主題(というか人生の主題)に掲げていますが、本当に生きていけるんでしょうか。

 

肝心かなめのそこのところを、きょうは掘り下げてみようと思います。

 

まず第一に、ベースにあるのは、「しょぼい起業」という考え方です。

 

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「2019年に出会えて良かった本」ランキングで、堂々の第1位!に輝きました(わたしの個人的なランキングです😏)。

 

まず、これで、起業=就農のハードルがぐっと下がります。そして、もう1つ。わたしがよりどころにしているのが「半農半X」という生き方です。

 

初めて聞いたという方もいらっしゃると思います。今回は、この「半農半X」という言葉が意味するところを解説していこうかと思います。

 

  • 「半農半X」という生き方
  • 研修期間を半Xの準備期間に
  • 広がるXの選択肢
    • 「ランサーズ」:クラウドソーシングの定番
    • 「ココナラ」:得意を売り買い!でおなじみ
    • 「Uber Eats」:空いた時間を配達の仕事に
  • お読みいただき、ありがとうございました😊

 

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